説明
fabric stories ~play~
最近5歳の息子が、やたら家中に落書きする。
床にも壁にも、油性マジックとかクレヨンとか、何度言ってもへへへと言いながらまた描く。
フンが〜!の憤がいですよ。全く!
最初はね、引っ越したばかりの白い壁でしたので、鼻息荒くネットで
「落書き 消す 裏技」とか必死に検索してましたけどね。
もう今は追いかけっこに負けて、あらこの線良いじゃない〜〜みたいになってきましてね。
その最近の出来事と、このplayという絵柄を改めてぼんやり眺めて、結構好き放題脈略なく描いたものだわね〜と我ながら思い、あれれ!?と私は思い出した。
そもそも私の幼少期過ごした家が、落書きOKの家だった。
整備工場をやってた父は工場の端っこに、小さいな住まいを作り私たち6人家族みんなそこで生活してて、安い合板のベニアとかだったはず。そして、いつかちゃんと家を建てようと思っていたのだろう、仮住まい的な感じだったからか、どんどん絵を描いてよろしい!と厳格な父が言うの。
でも絵というよりも、バカとかうんことかのくだらない落書きなんだけど、今思うと、紙に(この四角い枠の中に)描かなければならない、という概念はなくなったんだと思う。
だから、今こうして日傘に絵を描こうとか、できたのではないだろうか。
自分よりも大きい線を描くことや、動きながら描けること、失敗しても良いこと。
フィジカルな絵の描き方と、描く土台に対して境界線がないことというのは、私の中で培われたのかもしれない。
ちなみに、この4人兄弟ね、寝ているのが私。
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□パターンリピート(縦方向):約180cm
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